「なめし」方次第で革の表情はまったく違うものに!なめし加工について

ここでは動物の革を財布やカバンなどの製品にするのに必要不可欠な工程「なめし」について説明していきます。


当サイトで紹介しているレザーも牛革やコードバンなど様々な動物の革で作られていますが、革製品として使うまでには多くの工程が必要になるんです!


それが「なめし」なのですが、具体的な作業としては動物の革についた肉や油・毛・タンパク質などを徹底的に取り除く作業。ですが、コラーゲン繊維は残すのがポイント


さらに、なめしが終わった革に防腐効果のある脂を加えたり革を叩いて均一の厚さにするといった作業が行われます。この「なめし」は大きく分けて「タンニンなめし」「クロムなめし」といった手法が存在します。

 

 

●タンニンなめし
まずタンニンなめしの説明ですが、これは名前の通り植物由来の「タンニン」という成分を使ってなめしを行う加工方法・革にタンニンを浸透されるのに時間がかかるため現在ではあまり行われていない手法なのですが、タンニンなめしで加工した革は丈夫で収縮性が少ないといった利点があります。
財布などでよく使われているヌメ革は代表的なタンニンなめしの革ですね。いわゆる経年変化(エイジング)を楽しめるのもタンニンなめしの大きな魅力です☆

 

●クロムなめし
この加工方法はなめし剤に塩基性硫酸クローム塩を利用する方法。
タンニンに比べて革の柔軟性や耐熱性・染色性に優れているといった特徴があります。ですがタンニンなめしのように革素材としてのエイジング変化はありません。ですがクロムによってなめされた革は商品廃棄後も腐らないので自然に還らないといったデメリットがあります。
エコなどの流れからタンニンなめしに回帰しようという動きも出ているようですね。

 

上記の2つのなめし方法を組み合わせた「コンビネーションなめし」といった加工方法も存在します。

 

私達が普段使っている革製品も「なめし」作業を行なってくれる人たちのおかげで快適に使うことが出来るんですね♪

 

古来から工夫に工夫を重ねて現在の革製品が生まれていることを考えると、歴史の重みを感じます。

 

このページの先頭へ